内視鏡検査

内視鏡検査とは

日本の死亡原因で一番多い病気はがんで、日本人の約30%ががんで亡くなっています。 その中でも胃がん・大腸がんは、男女とも臓器別の死亡者数で上位です。近年わが国では、大腸がんの患者数が急増しています。胃がん、大腸がんともに早期の段階では無症状です。しかし、内視鏡検査によって早期発見することで、完治する可能性が高まります。

部位別のがん死亡数の順位 平成23年人口動態統計より

 1位2位3位4位5位
男性 大腸 肝臓 膵臓
女性 大腸 肝臓 乳房

内視鏡検査は、内視鏡という異物を挿入するという事から、時に苦痛が生じることがあります。しかし、技術の進歩により、内視鏡はとてもコンパクトになり、以前ほど苦しい思いをすることなく検査が受けられるようになりました。また、適切な鎮静剤を使用することによってほとんどの患者さんが全く苦痛なく検査をお受けいただけます。 特に他院で内視鏡検査を受けて苦しかったという方は、一度当院の内視鏡検査をお受けいただきたいと思います。

当院の内視鏡検査の特徴

挿入時の違和感を最大限抑えるために

患部を直接見ることのできる内視鏡検査。当院では、施術時に静脈麻酔を投与しますので、検査中のおう吐反応や痛みがほとんどありません。完全に眠らない程度の意識は保っているものの、「いつの間にか終わっていた」という声を良く伺います。

また、一般的な大腸の内視鏡検査は、患部を空気で膨らませています。しかし当院の場合、腸内での吸収が約200倍速い「二酸化炭素」を使用しているため、検査後の膨満感を比較的早く引かせることができるでしょう。レーザーメスによる事故防止にも効果的です。

専門医が直接担当します

内視鏡検査には、患者さんになるべくご負担をかけない工夫とともに、医師による正確な診断能力が求められるでしょう。当院の場合、消化器内科の専門医が責任を持って検査を行い、その結果についてもきちんとした説明をいたします。年間2000例以上の実績がございますので、安心してお任せください。

検査器具の洗浄と消毒について

衛生面に関しては、日本消化器内視鏡学会の監修するガイドラインに沿った処置を徹底しております。さらに、内視鏡専用の消毒機器を導入しておりますので、安心して検査をお受けください。また、スタッフにも一貫した教育を施し、二次感染を起こさないよう注力しています。

胃内視鏡検査

胃内視鏡検査(胃カメラ)とは、正式には上部消化管内視鏡検査と呼ばれ、内視鏡を口または鼻から胃の中に入れ、先端についている超小型のカメラで食道、胃、十二指腸の中の様子を直接モニター画面に表示させ観察します。胃カメラ検査の目的は大きく分けて2つです。

  1. 1胃痛、胃もたれなどの症状があり原因を検査する場合
  2. 2症状のない早期胃癌を発見するための検診

日本人の胃ガンは近年わずかに減る傾向はありますが、がん死亡数の男女とも2位を占めています。40歳以上になられた方、また40歳以下の方でもご兄弟やご両親が胃ガンと診断された方は内視鏡による検診を受けるようにしてください。内視鏡はバリウム検査などに比べ体内の状況が正確に把握できるため、より精度の高い診断が可能になり、特に早期胃がんの発見に有効です。

当院では、検査に対する不安・苦痛を軽減するため、最新型の細径スコープ(外径約5mm)による検査を行っております。また希望される方には、胃内視鏡検査の前処置に少し眠たくなる静脈注射をして、ほとんど眠った状態で内視鏡検査を行うことも可能です。(胃内視鏡検査をしたことも覚えていない方もいらっしゃいます)

経鼻内視鏡検査について

最近では、嚥下反射を起こしづらい経鼻内視鏡検査を耳にされることが多くなったと思います。しかし、経鼻内視鏡検査では、鎮静剤を使用しない場合が多く、嘔吐反射に敏感な方は辛い検査になってしまう場合があります。また、鼻腔が狭い方では痛みが強い時があったり、鼻出血などの合併症が出たりすることがあります。

当院では、検査に対する苦痛を軽減するため、経鼻内視鏡検査で用いる、最新型の細径スコープ(外径約5mm)を用いて、基本的には経口での検査を行っております。また希望される方には、胃内視鏡検査の前処置に少し眠たくなる静脈注射をして、ほとんど眠った状態で内視鏡検査を行うことも可能です。(胃内視鏡検査をしたことも覚えていない方もいらっしゃいます。)

大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とは先端に高性能のカメラがついた細いチューブを肛門から挿入して大腸と小腸の一部を観察する検査です。下記のような症状がある場合は検査をお勧めします。

  • 健康診断または人間ドックで便潜血が一度でも陽性
  • 便に1回でも血がついたことがある
  • 便秘や下痢を繰り返している
  • 下腹部の痛みや違和感がある
  • 身近な血縁者に大腸ポリープや大腸癌の方がいる

従来の検診には便潜血検査がありますが、便潜血反応が陰性であっても、大腸ポリープや大腸ガンの存在を完全に否定することはできません。一方、大腸内視鏡検査は大腸ポリープ、大腸がんなどの正確な診断が可能であり、また異常な部位から組織検査を行うことや、大腸ポリープの切除も日帰りで行うことが出来ます。

大腸の検査はつらいから二度としたくないというのを耳にされる方もあるかと思います。 しかし、大腸内視鏡検査は熟練した医師が行えば、決して苦しい検査ではありません。また検査を欠かさずに、早期に発見すれば、大腸がんは内視鏡にて切除、完治できます。特に他院で内視鏡検査を受けて苦しかったという方は、少しの勇気を持って一度当院の内視鏡検査を受けてみていただければと思います。

大腸内視鏡検査を受ける前に

検査前に下剤を飲み、腸の中を空にしていただく必要があります。当院では、お薬の量を個人に合わせるだけでなく、風味にもこだわってお出ししていますので、比較的飲みやすいのではないでしょうか。また、お薬の効果などをカルテに記録しておきますので、検査を重ねる度に適切な処置が受けられるでしょう。

大腸内視鏡下ポリープ切除

内視鏡の先端から専用の切除器具を出して、ポリープを切除します。大腸ポリープは形態・大きさによっては日帰り手術で対応が可能であり、当院では日帰りの内視鏡的ポリープ切除術を行っています。
大腸ポリープは大腸がんのもとである事がわかっています。米国では実際に大規模臨床研究がおこなわれポリープ切除によって大腸がんが予防できることが証明されています。

内視鏡検査の費用

胃腸の内視鏡検査・手術1割負担2割負担3割負担
検査のみ 2,000円前後 3,750円前後 5,500円前後
検査+病理組織検査 3,000円前後 6,000円前後 9,000円前後
検査+ポリープ摘出 6,000円前後 11,500円前後 17,000円前後
大腸の内視鏡検査・手術1割負担2割負担3割負担
検査のみ 2,500円前後 4,750円前後 7,000円前後
検査+病理組織検査 3,500円前後 6,750円前後 10,000円前後
検査+ポリープ摘出1カ所 7,000円前後 13,500円前後 20,000円前後
検査+ポリープ摘出2カ所 8,000円前後 16,000円前後 24,000円前後
検査+ポリープ摘出3カ所以上 9,000円前後 18,000円前後 27,000円前後

※保険適用の場合の料金です。

使用する薬剤や時間外対応によって、費用の前後する場合がございます。
事前の診察代や血液検査代は別途承ります。
「病理組織検査」とは、疾患が疑われる場合やポリープを切除した際、組織の一部を採取してより詳細に調べる方法です。
診察・検査のご予約はこちら 診察・検査のご予約はこちら