大腸カプセル内視鏡検査

大腸がんは、日本人のがんによる死亡数で女性では1位、男性では3位と上位を占めます。大腸癌の予防には定期的な大腸内視鏡検査が有効です。しかし、お腹の手術後の癒着などで大腸内視鏡検査が困難な場合や、検査が恥ずかしい・怖いなどの理由で今まで行わなかった方に対し、大腸全体の観察・診断を行うために大腸カプセル内視鏡検査をお勧めする場合があります。

カプセル内視鏡とは

大腸カプセル内視鏡は、長さ31.5ミリ、直径11.6ミリで薬のカプセルのような形をしたものです。これを口から飲み込むだけで検査が出来ます。カプセルの内部には2台の小型カメラとLEDライトなどが内蔵されており、1秒間に通常4フレーム、最大35フレームの撮影が出来ます。無線で大腸の画像データを送信して外部装置に記録し、その情報をコンピュータで解析します。カプセルは使い捨てなので、検査後排便とともに体外へ排出されます。カプセル内視鏡で万が一、ポリープなどが見つかった場合、通常の内視鏡検査ではそのまま切除できますが、カプセル内視鏡では改めて大腸内視鏡検査を行います。

大腸カプセル内視鏡検査の費用

検査費用は保険適用(3割負担)の場合で約35,000円程度
自費診療の場合は、合計120,000円(税別)程度となります

通常の大腸内視鏡検査が、痛みや手術後の癒着などで困難な方の場合のみ保険適用となります。(それ以外の方は全額自費診療となります)

カプセル内視鏡の検査手順

①検査前日

検査食を食べていただき、夜に下剤を内服し、大腸の中をきれいにします。

②検査日

予約時間に(上下分かれた服装で)来院していただきます。装置を装着し、カプセル内視鏡を飲み込みます。カプセルが小腸に到達したことを装置で確認したら、下剤を服用し、カプセルを押し流します。小腸到達の1時間後にも下剤を服用し、2時間後より軽食を摂ることができます。トイレで回収キットを使ってカプセルを回収します。機械を外して検査終了です。(検査当日夕方までにカプセルが直腸まで到達しない時には装置をつけたまま翌日に受診していただく事があります)

③後日説明

検査結果の読影・診断を行い、後日ご説明をして検査終了です。

後日説明

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