糖尿病

糖尿病とは

糖尿病は、生活習慣病の一つであり、近年増加しているといわれています。
糖尿病は、血液中のブドウ糖=「血糖」が慢性的に高くなる病気です。血糖はすい臓という臓器から分泌される「インスリン」というホルモンで調節されています。そのインスリンが不足したり、その働きが不十分になったりしまった結果、血糖値が高くなります。高血糖は、数年~十数年かけて様々な合併症を引き起こします。

糖尿病の症状、合併症

健康診断や人間ドックで発見される糖尿病は、症状がないケースが大半です。
しかし、血糖値が上昇すると、

のどの渇き (多量の水分をとる)
尿量が多い (夜、トイレに何度も行く)
急に痩せる
疲れ易い

などの高血糖症状が現れます。また、足がつる(こむら返り)、ものが見えにくい、足の痺れなども高血糖の時にでることがあります。

また血糖が高い状態が慢性的に持続すると、血管がダメージを受け、さまざまな合併症を引き起こします。

糖尿病の予防と治療

糖尿病のコントロールと平行して、合併症の予防が大切です。
目標は、

良好な血糖コントロール:HbA1c 6%未満を目指す。
血圧のコントロール:130/80未満+塩分制限を行っていきます。(合併症の進行度によって血圧の目標は125/75未満になったりします。)

治療の基本は、食事療法と運動療法です。また肥満があれば減量も重要です。
それでも血糖コントロールが不十分なとき、薬物療法を併用します。実際には下記薬物治療と、食事療法・運動療法を併用して行っていく場合が多いです。

糖尿病は初期には全く症状なく進行し、気づいた時には重篤な合併症を引き起こし、生命・生活の質に直結します。実際の治療は患者様の病状・生活環境によって様々です。もし検診などで異常が指摘された方や、悩んでいることがあれば、お気軽に外来に受診し、ご相談ください。

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