ドクターQ&Aコラム

2017.07.11更新

男性型脱毛症に対する治療薬「ザガーロ」の取り扱いを始めました。

ザガーロは男性ホルモンの生成を抑制する男性型脱毛症(AGA)の治療薬として2015年より認可を受けた医薬品になります。

比較的新しい薬剤ですが、以前より前立腺肥大症の治療薬として使用されてきた「アボルブ」と中身は同一の薬品であり、安全性についても比較的確立している薬品になります。

 

効果:

「男性における男性型脱毛症」に対する発毛効果(毛が増える)、育毛効果(毛が太くなる)が、既存の治療薬より、治療効果が高くなっているようです。また、服用期間中に耐性ができで、効果が失われることもないようです。

 

副作用について:

日本人に対しての長期投与試験での副作用の報告では、本剤が投与された総症例120 例中20 例に副作用が報告され、勃起不全13 例、リビドー減退10 例、射精障害5 例などが見られたようです。多くが服用中止後改善したようですが、投与中止後も持続したとの報告もあるようです(ただしザガーロとの関連性や、なぜつづいているのかは不明だそうです)

 

処方について:

すべて自由診療になります。費用は下記参照ください。初回のみ診察が必要となりますので、ご予約の上受診ください。その後は処方のみでも結構です。ただし、服用に関するご相談の際は遠慮なくお申出ください。

 

価格:

診察料は1000円 1カ月分(30錠) 税込み9000円 長期処方希望あれば3ヶ月までの処方をいたします。

投稿者: 厚木胃腸科医院

2017.06.03更新

 

 重複がんとは、異なる臓器に異なる「がん」が発生することいいます。一つの癌が他の臓器に転移をする場合(大腸癌の肝転移など)や、同じ臓器にいくつもの癌が出来る多発癌(多発性肝細胞癌)とは、異なる概念です。

 重複がんには、それぞれのがんが発生する時期が1年以内の「同時性重複がん」と、1年以上の「異時性重複がん」があります。頻度は研究結果によって差が出ますが、おおよそ同時性重複がんが1-10%くらい、異時性重複がんが1-15%くらいといわれています。

重複がんの誘因として、①危険因子の共通する、②同じ遺伝子の異常が原因となる、の2点があげられます。危険因子の共通するがんには、たとえば喫煙による喉頭がん、咽頭がん、肺がん、食道がん、膀胱がんなどが知られています。また同じ遺伝子異常が原因になる場合では、「腺癌」という同じ癌の種類を発生する胃、大腸、肺などがおこる場合があります。

 特に胃がんと大腸がんは重複しやすいがんと知られており、実際に胃がんを指摘された患者様に大腸内視鏡検査を行うと2-5%程度の頻度で大腸がんが発見されることが知られています。

 がん治療後の患者様は、どうしてもそのがんの再発・転移に注意を奪われがちです。しかし重複癌の存在も念頭に置き、他の癌の検診もしっかり受けることをお勧めいたします。

投稿者: 厚木胃腸科医院

2017.04.01更新

 

 

厚木胃腸科医院の2016年度 内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)の実績をまとめました。

 


 

平成28年度(2016.4.1~2017.3.31) 内視鏡検査実績 件数(各ポリープ手術を含む)
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ) 1694件
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ) 1031件
計 2725件

 


 

平成28年度(2016.4.1~2017.3.31)超音波検査(腹部・その他)件数
腹部超音波検査 1239件
その他超音波検査 114件
計 1353件

 


 

当院では少しでも苦痛なく安全な検査、見落としのない検査を心がけおり、継承以降着実に検査実績を増やしてします。

来年度以降は自分の信頼における内視鏡専門医の先生方と共に、 「健康づくりの拠点」として地域医療に貢献できればと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。

投稿者: 厚木胃腸科医院

2017.01.15更新

 年末から毎日、 嘔吐・下痢・発熱の患者さんが増えてきています。冬に嘔吐・下痢を起こす病気の代表格がウイルス性胃腸炎です。その原因として有名なのが、ノロウイルスです。胃腸炎症状のかたのなかで、「ノロウイルスかどうか調べてください」「職場から検査するように言われました」とお願いされることがあります。しかし、現状ではノロウイルスかどうか検査することには、ほとんど意味はありませんので、ご説明の上、お断りすることが多いです。その理由をお話しできればと思います。

 一番の理由として、ノロウイルスは診断しても「意味がない」&「治療法がない」ことがあげられます。ウイルス性胃腸炎を起こすウイルスには、アデノウイルス、サポウイルス、アストロウイルスなどいくらでもあります。またいずれのウイルス性胃腸炎であっても有効な治療法(インフルエンザのタミフルのようなもの)がなく、周囲の方への感染もします。

 ほとんどの胃腸炎は放っておいても1-2日で吐き気・腹痛・発熱・関節痛などは改善します(下痢のみ1週間ほど続く場合があります。)、そのため胃腸炎を治すではなく、脱水状態に陥らないことが大切です。そのためは水分(たとえば、OS-1やスポーツ飲料)飲むことです。いきなりゴクゴクと飲むと吐き気を誘発することがあるので、一口のんだら10-15分休む→一口のんだら10-15分休むを繰り返します。少しずつ飲んで、一晩たつと嘔吐などの症状はかなり改善することが多いです。

 第二の理由として、ノロウイルスは遺伝子型がいくつもあり、検査で陽性ならばノロウイルスの可能性が高いですが、陰性の場合でも違うとは言い切れないことです。またそのために、大人になっても免疫ができず、繰り返し感染したり、お子さんから大人にもうつることが多いのです。予防するためには、手洗いをするしかありません。普段から意識して行うようにお願いしています。

 以上の理由もあってノロウイルスの検査は3歳未満と高齢者・ハイリスク患者さんにしか保険が利きません。もちろん希望者(仕事上やむを得ない方には)検査をすることも可能でしすが、上記の内容はご了承いただければと思います。

 

 

投稿者: 厚木胃腸科医院

2016.04.13更新

Case6.胃のポリープ|タウンニュース県央版「ドクターQ&A」

投稿者: 厚木胃腸科医院

2016.03.11更新

Case4.大腸がん検診|タウンニュース県央版「ドクターQ&A」

投稿者: 厚木胃腸科医院

2016.03.07更新

Case2.胃がん検診|タウンニュース県央版「ドクターQ&A」

投稿者: 厚木胃腸科医院

2016.01.29更新

ピロリ菌除菌はもう一度すべき?|神奈川新聞「教えて!!ドクターQ&A」

 

Q:10年ほど前に十二指腸潰瘍や胃潰瘍になり、ピロリ菌除菌し成功しました。最近胃炎にかかり、胃カメラ検査も問題ないのですが、心配です。ピロリ菌除菌をもう一度すべきでしょうか。

A:ピロリ菌は胃に住んでいる細菌の一つで、日本人全体の約半数が感染しているといわれています。原因は、多くが幼少期に、人から人への経口感染や井戸水から感染していきます。現状では、年齢が上がるにともない、ピロリ菌を有する方は増えていきます。
一度ピロリ菌に感染すると、「慢性胃炎」と呼ばれる持続的な炎症がおき、年齢とともに胃の粘膜の萎縮(荒れ)が次第に進んでいきます。その「慢性胃炎」が何年・何十年と継続すると、胃がんや胃・十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫など色々な病気の発生の危険性が高くなるとされています。また胃の粘膜の萎縮(荒れ)により、胃酸の分泌が減り、胃もたれや胃の不快感、胃が膨れて苦しいなどの症状が出る場合もあります
ピロリ菌の除菌は、胃・十二指腸潰瘍や胃がんなどの予防に有効であり、2013年からは胃カメラ検査で診断された「慢性胃炎」にも適応が広がっています。その為、最近では検診などの検査でピロリ菌の感染が診断され、除菌をされる方も増えています。ただし除菌によりピロリ菌が消えても、一度進んだ胃の粘膜の萎縮(荒れ)は残るため、元々ピロリ菌がいない方に比べると、胃がんなどの発生率が高いことが分かっています。また再度ピロリ菌が増えてくること(ピロリ菌の再感染)も年1-2%程度あるとされていて、除菌した後も1年1回の定期的な胃カメラ検査を受けることが大切です。
今回のご質問では、胃炎の発症もあり、ピロリ菌の再感染の可能性は否定できません。ただし「慢性胃炎」は、塩分の摂り過ぎやタバコ、飲酒、食習慣の欧米化でも発生することが言われています。現在、胃カメラ検査で問題がないのであれば、まずはご安心して頂き、今後も定期的な胃カメラ検査を継続して頂くことが、一番大切かと思います。それでも心配な場合は、ピロリ菌の有無は簡単な検査で判定できますので、一度主治医の先生にご相談して頂ければと思います。
 

プロフィール:北里大学医学部卒業後、慶應義塾大学一般・消化器外科教室に所属。慶應大学病院や平塚市民病院などの基幹病院をへて、現在は厚木胃腸科医院院長。痛くない苦しくない内視鏡検査(胃・大腸)など消化器疾患を中心に幅広く診療している。HPなどでも消化器疾患などの記事・コラムを掲載中。日本消化器内視鏡専門医。HP:http://www.atsugi-ichouka-dc.com/

投稿者: 厚木胃腸科医院

2016.01.15更新

Case1.逆流性食道炎|タウンニュース県央版「ドクターQ&A」

投稿者: 厚木胃腸科医院

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